【シマリス】意外と人懐っこい!?誰でも出来るリスの育成テクニック!【なつく】
ハムスター含めた小動物の中で一番人懐っこいのは何でしょうか。意外な事に上位にランクインするのはリスだという声が多かったので、今回はリスについて書いて行こうと思います
どれくらい生きるの?
リスの寿命は6年~8年と齧歯目にしては長いですね。
ただ、生息地や飼い方、あと温度環境などによって変わってきます。生態上、秋から冬にかけて気性が荒くなる個体もいるようです
揃えるものは?
①ケージ
ハムスターと違い、地べたを這うような生き物ではないので、なるべく高さの十分にある物を選びましょう。
3階建てと2階建て、ケージのみというのがあるので好みに会わせて購入しましょう。
床には床材は敷かず、新聞紙を敷きます。
結構汚れますので出来れば毎日、交換するようにしてください。
掃除の時の脱走には気を付けましょう!
余裕がある人は、同じケージを二つ用意して、掃除の時に向かい合わせにしてシマリスを移動させる人もいるそうですが、私はプラ箱に新聞紙敷いてステイさせています。
②巣箱
シマリスは巣箱の中に餌を貯食(餌を貯めること)します。
巣箱はリスが入りやすいようにケージの上の方の角に設置しましょう。
巣箱の中の餌はカビが生えたりするので時々、掃除をしてください。
巣箱はプラスチック製と木製がありますが、木製にしましょう。
保温性と通気性・吸湿性に優れていますし、寒い冬は木製でないと越せません!
③餌箱と水飲み場
これはセットで考えても良いです。
餌箱はケージにセットできるタイプの物を、水飲み場がハムスターと同じ外掛け式のもので問題ないです。
④回し車はいりません!
ハムスターの時は必須だったんですが、リスとなると変わってきます!
まず怪我の原因になる、という点から。
ツメがはがれる、しっぽを巻き込み、切断の事故があるので私としては怖いので入れたくないですね。
さらにリスはハムスターほどの運動は必要とはせず、ケージ内を走り回ることが出来るので運動不足になりにくいんです。
やってはいけないこと!
①日光浴
これはしなくていい、というかしてはいけません。リスは私達よりもはるかに小さい生き物なので、短時間で日射病や熱射病になる恐れがあります。
②複数飼育
野生界でも単独行動のリスは、特に発情期になるとよくケンカをします。<br />しかもこれは下手をしたら死者が出るくらい激しいものに発展する事もありますので飼うなら1ケージ1リスにしましょう。
餌は何を上げるの?
基本的にはハムスターと同じで大丈夫です。
ペレットをリスの好みに合わせて与えましょう。
他にも、おやつとして以下のものが与えられます。
トウモロコシ、サツマイモ、ニンジン、ブロッコリー、レタス、りんご、イチゴ、バナナ、ブルーベリー、ラズベリー、キウイ、みかん、ゆで卵等
です。
おやつは毎日あげてしまうと肥満の原因ともなるので三日に一度、何か良いことがあった時とかにあげましょう!
換毛期について
リスは年に二回の毛換わりをします。
これを換毛期といい、夏に向かって六月ごろから七月にかけて夏毛になります。
秋口にかけて毛が短くなり、冬毛になります。
この時、毛の色が白く見えたり、薄毛になったりしますが、心配はありません。
むしろ、しっかり毛を交換する元気がある証拠です。
ストレスは最低限に!
リスはストレスがかかると動きが活発化する傾向にあります。バック転を繰り返す、ケージないを走り回るなどの動きが出たらしばらく触るのは控えましょう。
意外と飼育スペースを要する生き物なので、飼育する前にきちんと場所を用意しておきましょう!