飼い主必見!絶対に太らせないハムスターの食事術!
ハムスターに限らず自分のパートナー動物の健康維持は全ての飼い主さんの義務といっても過言ではありません。
健康維持の天敵とも呼べる「肥満」
肥満になるとどうなるのか、どうやったら肥満を解消出来るのか。
詳しく紹介していこうと思います。
飼い方が分からないって人はこっちにどうぞ↑
肥満は悪い事なの?
そもそも肥満になると、どうなるのでしょう。
太る=不健康と決めつけていけません。
ただ、「状況によっては不健康、もしくは病気に繋がる可能性がある」というものです。
自然界では冬が来る前にたくさん食事を採り、脂肪を蓄えて冬眠する動物は多数存在します。
ですが、あくまでも自然界の話です。
自然界だと冬の間にこの脂肪が消費されるので冬を越したあとは元通りの体となります。
飼育動物にこれを組み入れてしまうと、蓄えた脂肪を発散する機会が無いので蓄えっぱなしになるわけです。
ハムスターは自然界と飼育下では運動量が全然違うので特に太りやすい生き物といえます。
脂肪を蓄えたまま、食事の量はそのまま。
どんどん脂肪まみれになりますね。
肥満の恐怖
肥満になると、心臓をはじめとする内臓に負担がかかります。肝機能の低下や、呼吸器系の停止などの危険な病気に繋がるので最悪の場合、死に至るケースも可能性としてあります。
ポッチャリしていて可愛い!では済まされないわけですね。
肥満にならないためには?
まず、ハムスターの食事を見直しましょう。
ジャンガリアンハムスターは一日に6グラム前後を目安に考えましょう。
ゴールデンハムスターなら8グラム前後です。
必要な栄養素としては
たんぱく質18~20% 脂肪4~6% 繊維4~6% 粗灰分5~7%
です。
これを参考にペットショップで売られているペレットの箱の後ろに記されている成分表と照らし合わせて見てください。
主食は選ぼう
ハムスターの餌のなかで主食となるのはやはりペレットですね。
人でいうと白ご飯とも呼べる存在です。
メーカーなどによっては配合も変わってきますので、嗜好性も変わります。
若いうちは好き嫌いはしにくいのですが、味をしめた大人のハムスターは餌の切り替えが難しい場合があるので注意しましょう。
おやつも大事
ハムスターのおやつ、例えばひまわりの種やナッツが有名ですよね。
でもあれは脂肪の塊といっても過言ではありません。
あげようものならすぐに太らせてしまいます。
だからといってあげないのも良くありません。
ペレットは栄養バランスが優れているといっても所詮は人工物。
自然界にないものをあげるのは、実は動物にとっては結構ストレスなんです。
だからたまにペレット以外の自然食をおやつとして与えてあげましょう!
月に1度くらいならナッツ系もあげてもいいですよ。