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ヒョウモントカゲモドキのおやつにヨーグルト!?乳酸菌で拒食と便秘を解消しよう!


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気温が下がるこの季節。レオパを飼育していく上で特に気を付けたいのは温度管理ですね。気温の低下に伴い、食欲も落ちてくると思いますが、そんなときに頼りたいのが指向性の高い餌です。でも、コオロギもミルワームも食べてくれない…シルクワームもすぐには手に入らない…困っている方も多いのではないでしょうか。そんな方にお勧めしたいのがヨーグルトです。実はレオパはヨーグルトが大好き。今回はレオパにあげたいヨーグルト選びの秘訣を紹介していきましょう!

 

〈目次〉

 

無添加を選ぼう

 

人間にとってそこまで害の無い添加物ですが、それは人間の体積があってこそのものです。レオパのように小さな生き物は私たちにとって少しの量でも簡単に体を壊します。防腐剤や着色料入りのものは避けましょう。

砂糖もダメですので、無糖ヨーグルトが好ましいですね。

 

便秘予防にヨーグルト

 

ヨーグルトを与えることによって、レオパの拒食、便秘に効果があります。特に冷え込むこの季節。ヒーターをしている家でも、隙間風や暖房機器を消して冷え込むタイミングで体を壊すレオパもいるはずです。そんな時に同時に襲ってくる拒食対策はしておいて損はないでしょう。

便秘に関しても、温度は低くなると消化不良を起こす子も少なくありません。また、食べ過ぎの際も消化不良や便秘は襲ってきます。なので、そんな時にヨーグルトは効果を発揮します。

 

やっぱりあげすぎはNG!

 

題の通りですね。どんな餌も、あげすぎは駄目です。レオパの場合、お腹の中の善玉菌のバランスが崩れてしまい、消化不良の悪化につながります。

与え方と摂取量の目安は下にまとめました↓

 

与え方・摂取量

 

〈摂取量〉

摂取量の目安としては、週に一度小さじ一杯程度を与えましょう。

拒食の子の場合、栄養補給と排泄を促すという目的が付いてくるので二日に一回を目安に与えましょう。

 

〈与え方〉

スポイド、もしくはスプーンでヨーグルトを取り、これをレオパの口に軽く当てます。

しばらくすると舌を出して舐めますので、上手く舌の上に乗るように動かしてあげてください。この時、レオパの顔に押し付けたりしてしまうと拒否が出てしまうので慎重に給餌を行いましょう。 

 

温度管理も大切に

 

ヨーグルトを上げていくのと同時に温度管理を見直すのも大切です。隙間風が良く当たる場所なら風が来る面に段ボールを挟んだり、新聞紙などの保温性の高い床材に変えてみたり。

しかし、多くの人が勘違いしやすいのが温度調節です。高ければ良いと暖房をガンガンにつけたり、レオパをストーブに近づけたりする人もいるようですが、言わずもがな、こんな事しちゃダメです。何が駄目かって、全部ですけど、一番はレオパの周囲の温度がいきなり変わってしまうという点。これが体調不良につながるんです。

つまり、大事なのは適温の維持です。

ホットカーペット引いたり、温度変化が少ない場所に移動したりしていきましょう。

寒さに負けず、適温を維持する事が飼い主としての技術の見せどころなのかもしれませんね。

 

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