【初心者向け】ハンドリングが出来るイエアメガエルの値段やら飼い方まとめ
イエアメガエルとは?
イエアメガエルはカエルの中でも入門編といわれるくらい飼育は容易で、多くの両生類好きに親しまれています。
見た目も「カエル!!」といったきれいな緑色で愛くるしい見た目から人気の種です。
別名、ホワイトアマガエルとも言います。
飼育について
イエアメガエルはオーストラリアやパプアニューギニアに住む種ですので日本よりやや気温が低い地に住んでいます。
寿命は10年以上とかなり長生きです。
店頭で販売されているものは野生種が多く、既に成熟したものがほとんどです。
なので長く飼育したい人はネット通販などで若い個体を飼うといいでしょう。
オタマジャクシから購入するのも良いですね。
ネットでの購入の前後はブリーダーさんから生体の状態を聞き、飼育のノウハウを聞くといいでしょう。
値段の相場は3000円前後です。
飼育に必要なもの
ケージ
カエルには大きく分けて2パターンありまして、樹上性(ツリーフロッグ)と地上性カエルと呼ばれるものがいます。
イエアメガエルは前者で、高い木に登って暮らしています。
なので水槽は高さのあるものが、ストレスも少なく好ましいです。
1匹2匹なら45cmの高さがあれば十分ですが、脱走も考えられるのでフタにロックがあるものを選びましょう。
水場
両生類飼育に置いて水場は必須ともいえます。
底の浅い水場を床に置いてあげましょう。
実はカエルは口からは水を飲まず、腹から水を飲みますので水場でじっとしているのを見つけたら水を飲んでいるんだなと思ってください。
また、水は常に清潔なものであるようにしましょう。
隠れ家(シェルター)
飼育者が忘れがちなのは動物のストレスについてです。
動物にとってのストレスとは何でしょう?
敵に襲われること?餌が食べられないこと?ケース内が汚くなること?
全部正解です。でも、それだけではありません。
もっと小さな、それこそ小さな物音や人が動くこと、また、人の視線もストレスです。
隠れ家を用意して、カエルが安心できる場所を作ってあげましょう。
床材
床材はミズゴケを使うケースが多いです。
理由としては安価、入手が簡単、長持ち、他の両生類の飼育や繁殖に使えるなど汎用性がある為です。
しかし、レイアウトを拘りたい方にとって、見栄えが良くないなどのデメリットもありますので、腐葉土やヤシガラ、ソイルなど好みに合わせて選んでいきましょう。
簡単なものでキッチンペーパーもあります。ただ、これはカビが生えるため、交換は他の床材よりも細目に行う必要があり、注意が必要です。
暖房器具
イエアメガエルは割と高温を好みます。
26~28℃を維持できる環境が好ましいのでヒーターやライトの設置をおすすめします。
ヒーターならパネルヒーターを床面に敷きましょう。
ホットスポットとなり、カエルが下に降りて体温調整が出来るようになります。
ライトなら全体的に温度上昇が期待できますので代謝の回復や安定が期待できます。
餌は?
一般的なのはコオロギです。
入手も簡単ですし、添付材をまぶせばそれだけで栄養管理も出来ちゃいます。
正直これだけで飼育は出来ます。
摂餌不良の個体に対してはピンセットを使って口元に持っていく手もありますよ。
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成長を速めたいなどの理由でマウスも上げる場合もありますが、それは販売目的のブリーダーさんたち目線ですので長生きさせたい普通の人は無理に与える必要はありません。
人工飼料では亀の餌やナマズの餌なんかも食べてくれます。栄養バランスも良く、保存も効くので慣らしていくのもアリですね。
生餌に慣れた子だと、人工飼料への方向転換は難しいですけど。
水質向上にマジックリーフ
マジックリーフやアルダーシードを使う事により、ブラックウォーターを作ってあげればカエルたちにとって心地よい環境が出来ます。
健康状態の維持、病気の改善が期待できるのでこういった商品を手元において損はないでしょう。
レイアウトも楽しいイエアメさん
観葉植物をケース内に入れることでより自然観を出すことが出来ます。
飼育管理をしながらレイアウトを楽しむのも飼育の醍醐味ですので、ぜひ挑戦してみましょう。
レイアウトにおすすめの植物はポトスやサトイモ系ですね。
まとめ
という事で最後になります。
もし他に情報が入れば追記もしていきますので時々チェックしてみてくださいね!
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