ネザーランドドワーフの値段|寿命や大きさは?ペットで人気のウサギを飼育しよう
neza
ネザーランドドワーフはピーターラビットのモデルにもなった人気の種です。見た目としては耳が小さく、丸顔で小柄なのが多いですね。
遺伝的に安定していないので、品種改良がしやすく様々なカラー品種が多く出回っています。このカラーバリエーションも人気を集める要因の一つです
体長と体重
体長:最大約20㎝程度
体重:1~1.5kg
寿命
約10年程度です。
ウサギの中ではそこそこ長生きする方ですが病気の関係で多少の差はあります。
値段
- ペットショップの場合:約2万~
- 専門店の場合:約3万~
品種もいろいろ
シェイデットグループ
サイアミーズセーブル
全身がセピアブラウンで、体の側面と胸元、お腹側がしっぽの裏側に向かって
薄くなっているのは特徴的です。目の色はブラウンです。
セルフグループ
ルビーアンドホワイト
全身が真っ白です。目の色は真っ赤で、ルビーレッドと言われる色彩なのが特徴的ですね。
チョコレート
全身がチョコレートのようにブラウン色で、シンプルな見た目から人気の種です。目の色はブラウンです。
タンパターングループ
ブルーシルバーマーチン
ブルーとシルバーホワイトを掛け合わせたような色合いの品種です。どこか高級感に溢れていて落ち着いたイメージがあります。目の色はブルーグレーです。
ブラックオター
ブラックの基本カラーとクリーミーホワイトの組み合わされた色合いです。色だけ見れば〇ッキーマウスに似ていますね。目はブラウンです。
チョコレートオター
チョコレートの基本カラーにクリーミーホワイトが合わさった品種です。
目はブラウンです。
アグーチグループ
アグーチタイプの特徴で分かり易いのが毛の色です。このグループの1本には3色カラーが入っており根本と毛先では全く異なった色をしています。
スクワレル
ブルーとホワイトが混じり合ったカラーです。目の色はブルーグレー。
チンチラ
ネズミの仲間のチンチラのような色をした品種です。グレーがかった全身で、目の色はブラウンです。
チェスナット
薄いブラウンとブラックが混じったカラー。目の色はブラウンです。
AOV(エニ―アザーバラエティ)グループ
AOVとは他のグループには属さないカラータイプです。その為独特な色合いの種が多く魅力もあります。
フォーン
全身が薄いオレンジです。フォーンとは小鹿の意味があり体色が小鹿のようだと言われたことが名前の由来になっています。目の色はブルーグレーです。
オレンジ
フォーンに比べて来いオレンジをしています。目の色はブラウンです。
純血種との違い
品種改良されたネザーランドドワーフは純血種と霜体が大きくなる傾向があります。しかし、子供の時点で見分けるのは困難ですので店員もしくはブリーダーさんに聞いた方が良いでしょう。値段が安かったり、純血種と書かれていない場合、混血の可能性は高いです。特にこだわりたいという人は購入前は慎重に選びましょう。
餌
主食は牧草です。しかし乾燥タイプの牧草はビタミンやミネラル、たんぱく質が不足気味なのでペレットを少し混ぜて与えてください。
これを朝は少な目、夜は多目で与えましょう。目安は3分の1は朝、3分の2は夜といった具合に分けましょう。
理由はウサギは夜になると朝方まで活発に動き、昼になるにつれおとなしくなっていくためです。
今の時期ならこれがおすすめです。食べやすいようにカットされているのと、一番狩りで葉も柔らかくウサギの食いつきも良いです。
飼育の準備
ケージの用意
日当たりと風通しの良い場所への設置が適しています。理由としては湿度や温度の管理がしやすいという面にあります。
また、壁に面した隅の方がウサギも安心するので人気の少ない隅を探してあげましょう。
複数飼育をしたい場合、隣接させるとストレスの素になるのでそれぞれを少し離したところで飼育するようにしましょう。
トイレ
ウサギの習性として、隅の方で排泄をする癖があります。トイレの設置も二面の壁に接した角におくようにするとウサギも安心して排泄をするでしょう。また、ウサギはおしっこしていても普通に動くのでときどきおしっこが飛び散ります。それを防ぐ意味でもそこの深いトレーを使った方が良いでしょう。
餌入れ
市販の飼育セットについているような皿型はよくウサギが転がしてしまって餌が台無しになることがあります。
必ず噛みづらい陶器のものか、固定式を選ぶようにしましょう。
給水ボトル
水飲み場ですね。飲めたように見えていても、口から漏れてしまっていることがあります。ウサギの口の大きさに会わせて選びましょう。水は毎日変え、常に新鮮な水が飲めるようにしてあげましょう。
ネザーランドドワーフの散歩
ネザーランドドワーフは他の種に比べるとかなり活発な種です。その為、散歩は必要です。
毎日は無理って方でもケージの外に出してあげるくらいはしてあげましょう。
ちなみに外出で散歩の注意ですが、必ずハーネスを付けましょう。最初は慣れない外でじっとして入れも何かの拍子に走り出してしまえば人は追いつけません。
警察に届け出をしないといけなくなるので、この辺の管理は徹底しましょう。
どうしても散歩が難しい時はおもちゃを入れてあげるといいでしょう。
公園などに連れていく場合はハーネスを使うようにしましょう。
車に乗せる際もウサギ用のキャリーがあると便利です。
お風呂は必要?
ウサギ用のシャンプーも販売されていますが、お風呂はそこまで必要ではありません。
というのもウサギにとってお風呂はかなり体力を消耗するだけでなく、毛についた必要な油分を落としてしまいます。
水自体苦手な子も多く、シャワーの音にも恐怖を感じてしまいます。
特に屋内飼育のこの場合、相当汚れてしまった時以外のお風呂は控えてあげましょう。
しつけは子ウサギからしっかりと
トイレトレーニング、噛ませないトレーニングと飼育においてしつけは必要になるでしょう。これは幼少期のころから行うのがベストです。理由は様々ですが、一番は大人になると覚えが悪くなる傾向にあることが挙げられます。子供のころからの経験や学習が積み重なって大人になった分、ちょっとやそっとじゃ行動は変わりません。しかし、子供のウサギはまだ何も知らず、これからいろんな事を学習していこうとする姿勢です。根本が違っていますね。だからしつける場合、子ウサギの方が向いているんです。